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一、降るとも見えじ春の雨
水に輪をかく波なくば けぶるとばかり思わせて 降るとも見えじ春の雨
二、俄かに(にわかに)過ぐる夏の雨
物ほし竿(ものほしざお)に白露(しらつゆ)を なごりとしばし走らせて 俄かに過ぐる夏の雨
三、おりおりそそぐ秋の雨
木の葉(このは)木の実(このみ)を野に山に 色様々(さまざま)にそめなして おりおりそそぐ秋の雨
四、聞くだに寒き冬の雨
窓の小笹(おざさ)にさやさやと 更行く(ふけゆく)夜半をおとずれて 聞くだに寒き冬の雨 |