「歌声喫茶」は、団塊の世代のみなさんにとり、まさに、青春の思い出と思います。
「歌声喫茶」は、1950年代に東京の新宿から始まり、多くの若者を取り込んで、歌声の輪は、全国に広がっていきました。
東京を中心に、全国で、100軒を越える「歌声喫茶」が現われました。
その頃の日本は、高度経済成長期に当たり、働く仲間たちの集う場所として、この「歌声喫茶」が生まれたとも言えます。
アコーディオンを伴奏に、知らない者同士が肩を組み、声を張り上げ、歌いました。
集団就職で都会に出てきた者にとり、「歌声喫茶」は、心を休める場でもあったのです。
歌われた曲は、ロシア民謡をはじめとして、世界中の国々の民謡が、そして、反戦歌も労働歌もありました。
この時、コーヒーが1杯100円でした。
なお、ここで、紹介する曲は、一部です。
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