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一、ただ一面(いちめん)に立ちこめた
牧場の朝の霧(きり)の海 ポプラ並木(なみき)のうっすりと 黒い底から勇ましく(いさましく) 鐘が鳴る鳴るかんかんと
二、もう起出した(おきだした)小舎小舎(こやごや)の
あたりに高い人の声 霧に包まれ(つつまれ)あちこちに 動く羊の幾群(いくむれ)の 鈴が鳴る鳴るりんりんと
三、今さし昇る(のぼる)日(ひ)の影に
夢からさめた森や山 あかい光に染められた(そめられた) 遠い野末(のずえ)に牧童(ぼくどう)の 笛が鳴る鳴るぴいぴいと |