日本の花と言えば、古来から、桜を指します。
今回は、「桜の頃」を歌った歌を集めてみました。
この桜を歌った曲に、日本古謡の「さくらさくら」があります。
「さくらさくら」をお聞きください。
さくらさくら ⇒ 歌詞掲載ページ (2分35秒 曲/日本古謡 詞/日本古謡)
この曲は、江戸時代に歌われた曲で、1888年(明治21年)に、明治政府音楽教育係がまとめた「筝曲集」の中に取り入れられました。
筝曲や三味線に使われる日本特有の陰音階の曲です。
さくら さくら やよいの空は 見わたすかぎり かすみか雲か
匂いぞ出ずる いざや いざや 見にゆかん
かすみか雲がかかる春三月の弥生の空のように、桜の花が美しく映えている
いざ 桜を・・・
「桜」の種類としては、
古くから観桜の宴のために植えられた「山桜」が、
「古への 奈良の都の 八重桜」と詠まれた「八重桜」が、
そして、
江戸時代に交配された「ソメイヨシノ」 などが有名です。
現在、全国に植えられて花見として楽しまれるのは、「ソメイヨシノ」で、ソメイヨシノは、親善の意味で海外にも多く送られてきました。
次に、「桜の頃」を歌った曲を紹介します。
なお、テーマ「春が来た」のページでも春の歌を紹介しています。
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